RI 会長代理加藤玄静様のお話しにありましたように、日本ロータリーの中でも第2660 地区には東京に次いで二番目に古い大阪ロータリークラブがあり、初代幹事福島喜三次様は東京と大阪の両クラブの誕生に尽力されました。
 そして、RI からは東京RC より大阪RC の方が高い評価を受けています。東京はあまり出席率が良くないとの理由からです。一言付け加えさせていただきます。
 今年は、米山奨学会にとって節目の年であります。米山事業は東京ロータリークラブの一事業として立ち上げられましたが、全国のロータリアンの皆様方によって日本のロータリーの奨学事業として全国組織化(1957 年)されてから今年で60 年になります。
 さらに、1967 年の7 月1 日に文部省から当奨学会が財団法人格を認可して頂き、法人化50 周年、又日本のロータリーの父と言われる米山梅吉翁は1868 年2 月4 日生まれで、来年生誕150 年で記念すべき年が続きます。
 来年4 月の米山奨学生の採用人数が820 名と決定致しました。50 年を超えて我々が支えて来た奨学生が累計20,628 名で20,000 人を突破する事となります。
 これは我々の先輩ロータリアンから今日の皆様方に引き継いで頂いた実績でもあります。米山奨学会では、二つの柱があり、学資支援・人材育成であります。
 人材育成のために、ロータリーは世話クラブ・カウンセラー制度があり、奨学生に寄り添い成長を支援する内容です。このような内容を持った奨学金制度・団体は他にありません。
 これからお話をいただく米山親善大使 于 咏(ウ エイ)さんは我々奨学会の人材育成の成果を表す代表選手です。