Rotary国際ロータリー第2660地区 Rotary International District2660

社会奉仕委員会(団体紹介)

NPO法人 日本水防災普及センター

2021年05月29日 (土)

 私たちは、20年以上前から各人が協力しながら、川に親しみつつ怖さを伝える活動をしてきましたが、水害による地域での被害を減らす取り組みを一層進めるために、2019年に本団体を立ち上げました。

 阪神大震災等の大規模災害を教訓に発災後の対応にかかる取り組みはシステム化されつつあり、その有効性も証明されています。一方、水害を減らすには「知識」や「体験」で事前に備えることが命や財産を守る手立てとなります。ところが、水害の予防である「防災」についての取り組みはまだまだこれからなのです。

 まず淀川、大川、寝屋川などの身近な川の様子や自然、森林の保水機能等や水害の仕組みを知って頂く事が大切なのですが、その為には【興味を湧かせる】ことが必要になります。そこで、私たちはその取り掛かりとして、楽しい川を知り、併せて怖い川を伝える活動を行っています。

 例えば、市町村でハザードマップは配布されていても、各家庭ごとのハザードマップの作成は進んでいません。家族状況や体力、住んでいる場所に応じて避難を始めるべき時期タイミングが異なることを知っている人が少なすぎるのです。

 避難の主体でもあり、避難を助ける主体である40代や50代の方々にこれらのことを伝え、考えて頂く機会や場を作る為にロータリークラブさまのお知恵をお借り出来ないでしょうか?

 避難の目安のはずの、川の増水を知らせる表示板や警報器が設置されていることをご存じの方も少ないのです。私たちは、3時間程度の川歩きコースで、川の不思議や警報器、や避難準備時期をお伝えするガイドも出来ます。また、ピクニック気分で森林保水の重要性を知って頂くアレンジも出来ます。そこで、マイクロバス等を準備し、いろんな世代を連れ出すためのお知恵をお借り出来ないでしょうか?

 川の楽しさと怖さを知り、一人でも多くの命を救う活動を一緒にして頂きたいのです。卓話への講師派遣依頼もお受けしております。ZOOM出席での対応も可能です。
電話番号はファックス対応になります